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いてて・・・
意識が朦朧としている
えぇっと、僕はどうしてこんなことになったんだっけ?
そう、たしか・・・香奈といつものように馬鹿な話しをしてて
悪ふざけをしてたら彼女が階段から滑って
それを支えようとして、そのままもつれるように転がったんだっけ?
そこまで気付いてあわてて起き上がろうとする
でも自分の上には・・・そう、ちょうど女の子一人分の重みがあって
目をあけて見れば彼女の顔が間近にあった
二人してつい目線があってしまう・・・
どいてほしい、といえば済む話なのだがなぜか目がそらせない
向こうもずっとこっちを見てるし・・・ってなんかこっちも変に意識してしまう
と、とりあえずこの状況を何とかしよう、そう思い声をかけた
「「あのさっ」」
・・・
声が重なってしまい、余計に気まずくなる、早く何とかしないと・・・
「あの~、香奈さん?」
「な、なに?」
「とりあえずちょっとそこからどいてくれると助かるんだけど・・・」
「あ、ご、ごめん!」
と、あわてて動く彼女、見れば顔を赤くしてる
何だろう、そういう風にされると、こっちも気まずいんだけど・・・
「あの、」
「あのさ、」
・・・
何でさっきからこう間が悪いんだ、僕ら・・・
「だからさ、」
「えぇっとね、」
あぁもう、間が悪すぎだろ!なんて思ってるうちに
「えっと、あ、ありがと!、わたしはもう帰るね、じゃあね」
なんて早口でいって居なくなってしまった
なんだあいつ、帰るなら一緒に帰ればいいものを
なんて思いつつ今一緒は気まずいかなぁと気付き少し立ってから帰ることにした
翌朝、
「行ってきます」と声をかけ家を出ると、はす向かいから香奈がちょうど出てくるときだった
「お~い香奈~」
って声をかけたら彼女は一瞬だけ目を合わせて
でもこっちのことなどお構いなしに一目散に学校のほうに行ってしまった。
とり残された僕はなんだろうと考えて
昨日の一件が引きずってるんじゃと思い、でもなにを馬鹿なと思いつつも
今更ながらに昨日の間近で見た、彼女の顔が脳裏から離れなくって
幼いころから一緒にいた彼女に
いまさらながらに異性なんだなってことを意識させられていた・・・
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なんかじれったいのか何なのか、わけ分からない感じになってしまいました;
一応中学生ぐらいってことで書いてみたんですが、いまどきこんなべたな展開無いですよねぇ(反省中)
今回初めてSSで名前を一つ使ってみました、自分は名前を考えるの苦手なんで結構抵抗あったんですが(つまりこれより前は意図的に名前を使ってなかったんです)使ってみると書きやすくなる部分はありますね。名前の大切さをひとつ実感しました、はい。
さて、いいかげん深井蜜柑氏から作品いただいてサイトの調整したいんですけど・・・あの人はいつになったら自分の作品書いてくれることやら、どうなんでしょうね?
byキャロル・ブルーハース
ps.副管理人の二人へ
相も変わらず遅更新ですまない、でもSSでも乗せるのが厳しいものがあるってことを察していただけると非常に助かります。とにかく今回のSSも遅くなってすまなかった
あと、旗から見るとジャンルわけでしか誰がblog書いたのか分からないから文章の最初か終わりに名前を書くようにしてほしいので、よろしくね。